笑うしかない不にゃん治療

僕33歳、妻31歳の壮絶、不妊治療吐露日記

「保育園落ちた、日本死ね」いや、お前が死ねww

「保育園落ちた、日本死ね!」

 

お前がまず最初に死ね!!

 

なんでテレビでは誰も言わないの??

 

あのブログを書いた人のこと、実際はどんな人か知りませんけど・・

 

推測するに・・

 

都内近郊に住んでいて、

結婚していて、

子どもが生まれて、

夫婦とも正社員で勤務している夫婦。

 

めちゃくちゃ幸せなリア充夫婦ですよ。

 

それが人生で生まれて初めて「保育園落ちた」という壁にぶち当たったんでしょうね・・笑

日本死ね」ときたもんだ笑

 

もうね、アホかと・・バカかと・・

 

もっと苦労してる人はいっぱいいるんだよ・・

 

独身で仕事のない人たち

シングルマザーで働けない人たち

非正規社員で正社員になれない人たち

病気や障害の治療費で苦労している人たち

子どもが生まれずに不妊治療をしてる人たち

 

お前は「保育園落ちただけ」笑

こういう奴に言いたいんですよね。。

 

なんでも欲しがるなよ!って。

結婚もできて、子供もできて、さらに二人とも正社員で働きたいって・・

どんだけだよw

 

マスコミもこんなクソな奴らを取り上げるから

「待機児童問題が一番の問題」とか言う空気になってる・・。

 

いや、確かに待機児童も問題だけどさ・・

違うだろ・・

もっと救わなきゃいけない人いっぱいいるだろ・・

もっとやらなきゃいけないことあんだろ・・

 

選挙では「待機児童問題に取り組みます」って言えばいいと思ってるバカばっかり。

これこそ日本死ね!だわ。

 

 

私たち夫婦は今、不妊治療で高額のお金を使っています。

それでも子供ができません。

「待機児童」の問題に悩んでいる夫婦が羨ましくて仕方ないです。

子どもさえ生まれてくれれば、正直保育園なんて入れなくてもいいです。

待機児童でもなんでもいい。ただただ子どもが欲しい。

 

簡単に子供が生まれた夫婦には絶対にわからないと思いますが。

貴方たちが悩んでいる問題は、私たち夫婦にとってはすごく羨ましすぎることなんです。それは独身の人たちや病気の人たちから見てもそうです。

 

結婚できて、子供が生まれ、夫婦で働いているなんて・・幸せの極みです。

どうかそれを忘れないでください。

 

 

 

 

「二人目不妊」なんてねぇよ馬鹿野郎。

なんなのか。「2人目不妊」という言葉は・・・。

 

「2人目不妊」の人も「一人目不妊」の人と同じように辛いんです。なんていう人がいたけど・・。

 

ありえない。

 

僕ら「一人目不妊」の夫婦が「2人目不妊」の人たちをどれだけ羨ましいと思っているか・・・。

 

子どもが一人でもいる夫婦と子供がいない夫婦の心境の差は天と地の差である。

 

気軽に「不妊」なんていう言葉を使わないでほしい。

 

不妊治療で苦労している人が集まる掲示板に「2人目不妊で苦労しています」なんて書き込みをする神経が理解できない・・。

 

不妊治療の人がたくさんいるクリニックに、小さな子供を連れて来院される神経がわからない。

本当に理解できない。

 

 

え??なんでそんな「不妊様」に気を遣わなきゃいけないの??

別にあなたたちに迷惑かけてないでしょ??

 

恐らく「不妊」を理解できない人達はこう言うはずだ・・。

 

 

でもね、よく考えてほしいんです。

 

 

たとえば、大学受験で受けた学校すべて不合格だった友人に対して・・

「俺は第一希望受かったよ、でも第二希望も受かりたいなぁ」って言うのと同じです。

 

 

こんなデリカシーのない奴が友人だったら、友達辞めますよね??

 

2人目不妊っていうのは、子供のいない夫婦からしたらそういうことなんです。

 

 

2日目不妊なんて「不妊」じゃねぇんだよ馬鹿野郎なんです。

 

もちろん、二人目不妊で悩んでいるご夫婦。沢山いると思います。

僕らにはわからない「2人目」だからこその悩みもあるかと思います。

 

でもね、一度も妊娠経験もなく、今後も子供が授かれるかさえわからない女性の気持ち。少しは察してほしいです。

僕たちにとって、あなたの悩みは「最高に羨ましい悩み」なんですから。

 

「一人目不妊」の人たちには、どうか少しの気を使っていただければありがたいです。

 

はじめに。30代不妊治療旦那の吐露。

ーまた陰性だった。

ーまた頑張ろう。

 

何度この繰り返しをしただろうか。

 

毎月のごとく。

体外受精にチャレンジしている。

 

僕は33歳、妻は31歳である。

 

もう5回もやっているのに、今回も赤ちゃんは降りてこなかった。

 

これが「不妊治療」なのか。

 

 

よく、「妊娠」は奇跡だ!というが

 

僕は「奇跡」だなんて思わない。

実際は若い夫婦の多くが普通に性行為をすれば数ヶ月以内に妊娠している。

たとえ不妊治療が必要でも、数回の人口授精や体外受精で妊娠してクリニックを卒業していく。

 

若いのに何をやっても子供ができないことの方が、確率的には「奇跡」なのだ。

 

僕らはそっちの「奇跡」に見舞われている状況である。

 

よりによって自分が?

 

僕は「子供のいない夫婦の気持ち」は「子供がいない夫婦」にしか絶対にわからないと思っている。

 

不妊様」という言葉があるが、これは「不妊ではない人」による残酷な命名である。

 

この吐露日記は、不妊とは関係ない人が読めば「ただのヒガミ、妬み」「悲劇のヒロイン」のような印象を持たれるかもしれない。

 

でも、不妊治療がどれだけつらいか。

目の前が「真っ暗」になったとき、、子どものいない人生をどのように描いていけばいいのか。

 

不妊治療は「陽性」になるまで、「全く先の見えない治療」である。

体外受精は1回ガチャをひくのに20万近く課金が必要なとても高級なガチャである。

 

私たち夫婦は、あと何度この試練に立ち向かえばいいのだろう。

ヒカリは見えるのだろうか。

 

もちろん、不妊治療で苦労している人たちは僕ら以上にいるし、子供ができないと決断した夫婦もたくさんいると思う。

 

 

でも今僕は、「自分と妻の子供がただ、ただ欲しい」

 

 

いまの気持ちを「何かに残したい」という想いで自己満で書いています。

 

 

いまの癒しは「猫」くらいか。

 

もう笑うしかない、不にゃん治療。